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【R18】最高の結婚

第6章 やっぱり好き。


遼side

遥とは仲間という関係になって、もうすぐ1ヶ月になる。
あの話をした事は後悔していない・・・たぶん。

もうすぐ12時。
そろそろ来るな。

コンコンと2回扉がノックされ、遥が入ってくる。

「お昼持ってきました。」

「いつもありがとう。」

「いえ・・・料理は好きなので。」

気のせいか、前よりも素っ気なくなった。

毎日こうやって飯を持ってきてくれる。
たまにでいいと言ったが・・・無理してくれてるのか?

「あの、坂間さん。」

「なんだ?」

「僕、そろそろヒート期で・・・部屋に入ってようと思ってるんです。だから、料理出来なくて・・・」

「心配するな。その件は大丈夫だ。薬飲んでるのか?」

「はい。もうすぐで切れそうですが大丈夫かと。」

「分かった。薬を調達しておく。」

「ありがとうございます。」

料理を置いて出ていった。

「坂間さん。」

「うおっ!いたのかよ。」

「いましたよ。・・・いいんですか?」

「何が?」

料理を口に運びながら話す。

「遥さんのことですよ。まだ好きなんですよね?」

「・・・好きだよ////」

「だったら何であんなこと言ったんですか。折角上手くいきそうでしたのに。」

「?」

なんの事だ?
上手くいく?

「遥さん、いろんな人に告白されてますよ。下手すれば、誰かとくっつく可能性だってあります。断ってるみたいですけど。」

「・・・俺には関係ないだろ。アイツが幸せならいいんだよ。」

「分かってませんね。」

「はぁ??」

「どうして断ってるか考えてみてくださいよ。」

「別に好きじゃねぇからだろ。」

「あー、まぁ・・・間違ってはないですけど・・・はぁ、自分で解決してくださいね。もう何も言いませんから。」

「俺関係ねぇだろ。」

やっぱモテるのか・・・
そうだよな。

密かに嫉妬してるのは自分でも分かっていた。
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