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【R18】最高の結婚

第1章 縛り


こんな生活が始まってたぶん1週間は経った。
携帯もテレビもないこの部屋では、日にちすら分からない。

いつまで続くのかな?

「遥、起きてるか?」

「はい。」

「少し話をしないか?」

「ぼ、僕も、話したかった所です。」

坂間さんは僕の座るベッドに腰をかける。

「その・・・体調は大丈夫か?」

「はい、何ともないです。」

「なら良かった。・・・明日、ここを出る。」

え、出る?

「僕、外に出れるんですか?」

「いや、遥は外には出れない。すまないが・・・」

「どうしてですか?」

「・・・駄目だからだ。」

「僕・・・何も外の事分からないのは嫌です。ずっとこの部屋にいて、今日の天気は晴なのか雨なのかも・・・あっ・・・」

余計な事言っちゃった・・・
わぁぁ・・・殺される!!
顔がすっごい怒ってる!!

「ご、ごめんなさ・・・うっ・・・ごめんなさい・・・」

声が震える。

「・・・いや、いい。俺も縛りすぎた。」

そのまま何も言わず出ていってしまった。
ど、どうしよう・・・
完全に怒らせちゃった。

けど、こんなに縛りがあるのは・・・きつい。

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