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【R18】最高の結婚

第5章 恐怖心と恋心


遥side

「うっ・・・」

腰が痛い・・・
一応、発情期は終わったみたいだけど・・・

とんでもない事をしてしまった・・・
絶対怒ってる・・・

あの顔・・・
思い出しただけで鳥肌が・・・

「謝らないと・・・でも・・・」

汗をかいたせいか、身体がベタベタして気持ちが悪かった。

お風呂に入ろうかとタオルを持って浴室へ。

こんな時間だから誰もいない。

なるべく急いで上がろうと、軽く洗い浴室から出た。

そうだ・・・
中原さん達にも謝らないと・・・

まだあの部屋にいるのかな?

そう思い、和室に向かう途中で中原さん達と鉢合わせになった。

「お!遥!!大丈夫だったか?」

3人が心配そうに尋ねる。

「はい。迷惑かけてすみません。せっかく僕の為に準備してくれたのに・・・」

「仕方ないだろ。生理現象なんだから。」

「そうだよ、遥。気にすんな。」

「ありがとうございます。」

優しい人達でよかった。
問題は・・・

「坂間さん・・・見てませんか?」

「見てないけど・・・まだ部屋じゃねぇか?」

「あ!なんか昨夜暗い表情して部屋に入っていくの見たぞ?」

「ありがとうございます!」

部屋か・・・
行きずらいな・・・

でもそんなこと言ってる場合じゃない。
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