第4章 不運
遥side
坂間さんとの話が終わり、僕は屋敷を見回っていた。
ここは三階建ての建物みたい。
日本というより、外国に来たみたい。
まるで外国の豪邸。
3階には図書館もあった。
話を聞いた所、坂間さんが本をよく読むらしい。
食堂は1階。
祝い事くらいにしか使わないらしい。
それからトレーニングルームもあった。
2階には他の場所とは世界観が変わり、和室が。
ここでも宴会をしたりするらしい。
近くにはゲーム場も。
ここには本当になんでもある。
一冊の本を持って自室に。
暇だから本でも読もうと思って持ってきておいた。
「あ、そう言えば、着替え・・・」
何処のを使ったらいいんだろ・・・
試しにクローゼットを開けてみた。
中には大量の服が。
サイズもぴったりだ。
坂間さんが用意してくれたんだ。
1着選び出し、着替えることに。
すごくしっくりくる。
「後でお礼言わなきゃ。」
これから仕事だと言っていたから今は忙しい。
他の人達が護衛に付いてるって言ってたから大丈夫だとは思うけど、あんな事聞いたら不安になるよ。