• テキストサイズ

【R18】最高の結婚

第3章 新しい生活


遼side

遥の元へ行こうと廊下を歩いていると、遥がいた。
それとあと3人。

川口と中原と山田か。

「ぷっははは(笑)」

っ!
遥が笑っている。

あれだけ俺が苦労していた事をあの3人は軽々としてみせた。
羨ましい。

「・・・何こそこそやってるんですか?」

「うおっ!?」

声をかけたのは須賀野。

「あの3人、遥さんと仲良くなったみたいですね。」

「・・・そうだな。」

「いじけてるんですか?」

「・・・。」

「黙ってても顔に出てます。」

「うっせ。」

こいつは本当に俺を敬ってんのか?

「坂間さん、さっきはなぜ皆に遥さんが『仲間だ』と言ったんですか?それだと、遥さんは綺麗な方ですから取られますよ?」

「・・・あいつが俺の妻になる事にうなづいたのは、ただ俺が怖かったからだ。そんなの強制的なもんだろ。」

「坂間さんはそれが嫌だと?」

「・・・かもな。俺も勝手に口から出たんだよ。」

俺はその場から離れ自分の部屋に戻る事に。

「遥さんに何か用があったのでは?」

「・・・遥にこの屋敷は自由にしていいと伝えておいてくれ。さっきまでは監禁状態で悪かったって。」

「それは自分の口で伝えた方がいいかと。」

「遥が怖がって泣き出すからだよ。」

「はぁ。いい加減、貴方も慣れてくださいよ。」
/ 177ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp