第6章 協同×デ×競走
「何チームぐらいと交戦したの?」
「そんなの覚えてないよ♣︎」
何て奴だ。
でもちょっと戦ってるところ見てみたいかも。
飄々としてるからどんな風に戦うのか凄くき気になる。
本人には言わないけど。
「手品でも見るかい?❤︎」
「てじな?」
「試験が終わるまでの暇つぶし♦︎」
「見る!」
ヒソカの向い側に座り、手品を見せてもらう事になった。
怖いけど、何だかんだこうして一緒にいる事に慣れつつある。怖いけど。
早速手品を見せてもらった私は、
「え!? なん、えぇ!! どぅ、えぇ!?」
驚きのあまり上手く言葉が話せない。
何故私が選んだカードを見ずに当てられるのか。
何故カードを一度も触ってない場所からから出現させられるのか。
他にも見せてもらったが何が何だか………
ただ言える事は、
「凄い! これって、超能力ってやつでしょ!」
「くくくっ♣︎ そんな大層なものじゃないよ。人間にとってはね❤︎」
こいつまた人の事を!!
一言余計だよ!!