第15章 報告(前編)
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昨日は本当に大変だった。
出陣から戻ってすぐ、安定くんとの情事
その後仮眠を取った後何故か身体が幼児化し
幼児コスプレからの離乳食からの殺気まみれの鬼ごっこだからな。
あれは久し振りに身の危険を感じた…。
観念し捕まったと思えば、次は誰がお風呂に入れるのか争い始め(無垢な乱くんと今剣くんと一緒に入った)
その次は誰が一緒に寝るかでまた1時間くらい議論し始めて。
そして結局
全員で広間で寝る事になったのだった。
「早起きは三文の徳、とはよく言ったものだ」
昨日、身体は縮んだが、服はそのままだったので。
もしかして、と思い。
昨夜は寝る前に自分の就寝着(着物)を簡単に巻き付けて眠ったのが大正解だった。
身体が元に戻ったので。
起床し身体を起こした今、着物のはだけた非常にふしだらな格好になっていた。
流石にこんな姿を見られるのは恥ずかしすぎる。
なんせ、全員がこの広間で寝ているのだから。
まぁ、起きている方もいらっしゃるようだが。
「石切丸殿、すまない。すぐに着物を直すので……」
「い、いや…ゆっくりでいいよ。その、そちらは向かないようにしているから…///」
神社の朝は早い。神社育ちの我々は、いつもほぼ同じ時間に起床しているので、彼が起きていない訳が無かった。
わざわざ私に背を向けて…流石、石切丸殿は紳士である。
彼の優しさに甘え、着物を整え。石切丸殿と共に、朝の神事を行った。
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「結局さぁ。昨日のアレは何だった訳?」
朝食を終え、執務室で近侍の清光くんが頬杖を付きながら報告書と睨めっこしていた。
昨日、清光くんが政府に連絡を入れてくれた時に言われたのだ。経過観察のうえ、報告書を提出せよ、と。
そのため、昨日近侍だった清光くんが本日も近侍を務めてくれて、報告書を一緒に作っているのだが…。
一体何と書けば良いのだ…。
夜と昼に刀剣男士と情事を行ったからです、なんて書けるハズなかろうに……!!!