第8章 手入れ (☆)
「大将は随分と敏感なんだな」
「そんな…事は…んっ…///」
「声、我慢しなくても良いんだぜ?」
執拗に首筋に舌を這わせる薬研くんに少しの抵抗を見せるも
上手く力が入らず、両腕はあっさりと薬研くんに捕まってしまう。
そして薬研くんの手がスルりと服の中に入った時だった
「薬研兄さーん!! 何かお手伝いする事あるー??」
乱くんの元気の良い声が聞こえてきた。
「こら乱。ここではあんまり大きな声を出すなと言っただろ??」
「あっ、ごめん薬研兄さん…」
「ちょっと待っててくれるか乱」
「え? うん、いいよー」
小さなため息をついた後
「…続きは、また今度な、た・い・しょ♪」
耳元でそう楽しげに囁いて
薬研くんは出て行ったのでした
続く