第1章 プロローグ
兄様の葬儀にて
偶然、兄の刀剣男士達をどうするかという話をしている人達を見掛けた。
そこで、私は決意した。
「兄の後継者として、全てを継がせてください」
それが、私の答えだった。
後日
「主様!!私はこんのすけと申します、これから主様のお世話をさせて頂きますので、どうぞよろしくお願い致します!!」
「あぁ。よろしく頼む」
「…えっ」
「ん?どうした?」
「あ、いえ…私を見て驚かないのが不思議と申しますか…皆様驚かれますのに…」
「あぁ、狐の妖なら見慣れていてな」
「え…」
「ふむ。ここが兄様の過ごしていた屋敷か」
「はい、本丸と呼ばれております」
「本丸か。…さぁ行こう、こんのすけ」
「えぇ!ご案内致します!!」
ここから、私の審神者としての本丸生活が始まるのであった
続く