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とうらぶ夢倉庫(長編館)

第5章 内番





「あるじさま~、はいってもいいですか~??」
「あぁ、良いぞ」




そっと襖を開けて、4振りがお茶を手に入って来た。
本当にお茶を入れてくれたんだな…
暖かい気持ちが溢れる。



「主さん、着替えたんだね! その羽織…」
「あぁ、兄様の羽織…色んな意味で、大きいな。今はまだ不恰好だが、すぐに着こなせるように…兄様のような立派な審神者になるから、これからも付いて来てくれるか?」
「ば…っ、何言ってんの当たり前じゃん!!///」
「そうだよ主、これからも宜しくね」
「みんな、ついていきますよ!! さ、おちゃですあるじさま!! みんなでいれました♪」
「初めて淹れたから…ちょっと心配だけど…」





みんなで、頑張って淹れてくれたお茶は
とてもとても、暖かった





「どうですかあるじさま、おいしいですか?」
「あぁ、とても暖かくて…不思議な味もするが…美味しいよ、ありがとう」
「不思議な味…? やっぱり入れすぎたかな?」
「安定があれもこれもって入れるからだろー」
「うーん…隠し味がいけなかったのかなぁ?」



…一体、何を入れたんだろうか…





「さて、今から鍛刀をして来よう」
「今から? もう少し休んだ方が…」
「いや、大丈夫だ。それに、みんなが淹れてくれたお茶でパワーを貰ったからな。 今なら…いい鍛刀が出来ると思うぞ」
「やりました♪ あるじさまのちからになれました♪」
「うむ、ありがとう今剣くん」
「えへへ…」
「あー、ずるーい! 僕も主さんに撫で撫でして欲しい!!」
「おいで、乱くん」
「やったぁ♪」
「…二人は良いのか?」
「は…はぁ? 俺達はもう子供じゃないし~??」
「僕はして欲しいかも…いったぁ!?」
「…抜け駆けすんな」(ボソッ)
「ちょっと、して欲しいんなら素直に言えばいいじゃん天の邪鬼」(ボソッ)
「ん…?」
「気にしなくていいよ主さん」
「そうですよ~」
「二人のドヤ顔腹立つ」
「さて…鍛治場へ…」
「…ねぇ、いい加減覚えて。そっち逆だから主」
「おや?」






みんなに連れられて、鍛治場へとやって来た。



そして、新たに



へし切長谷部
燭台切光忠
歌仙兼定
薬研藤四郎


が仲間になった













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