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【イケメン戦国】みんなでピクニック

第8章 ピクニックへ行こう!


信玄「幸はこんな時まで手厳しいなー」

政宗「お前らが来るとは思わなかったから変なものは入れてない。安心して食え」

政宗は悪戯な笑顔で愉しそうに笑う。

幸村「物騒なこと平気で言ってんじゃねー」

信玄は嬉しそうに饅頭の一つに手を伸ばし、口に入れる。

信玄「うん、旨い!」

信長「ところで、なぜそこへ座る。こちらへ来て酌をしろ」

「あ、はい!」

はお茶をたてる秀吉の隣で皆にそのお茶を配ろうと、座っていた。

秀吉「行っていいぞ?ここなら大丈夫だ」

優しい笑顔での頭を一撫でするとすでに光秀と酒を酌み交わしていた信長の元へ行くように促す。

「うん、わかった。手伝うことがあったら言ってね」

佐助「さん、お茶は俺が配るから気にしなくていい。信長様の酌の後に気が向いたら謙信様と信玄様にも酌をしてもらえると嬉しい」

「もちろん!ありがとう、佐助くん。よろしくお願いします」

は頭を下げてお礼をいうと信長のほうへ向かっていく。

「信長様、お待たせしました。光秀さん、失礼しますね」

光秀「ああ、何なら信長様か俺の膝の上に座らせてやろうか?」

ニヤリと口角を上げ、意地悪な笑みを向けてくる。

信長「貴様になら俺の膝を貸してやっても良い」

信長が膝をポンッと叩く。

「普通に座ります!」

光秀「ふっ…相変わらずからかいがいのある小娘だ」

さっと頬を染めながらはゆっくりと腰を下ろすと酒の瓶を手に取る。

「信長様、どうぞ」

信長「ああ」

ニコニコと笑顔で盃にお酒を注いでいくに信長は上機嫌な顔で注がれた盃を煽る。

「光秀さんも、どうぞ。光秀さんと三成くんのお陰でこんなに素敵なところで、こうしてみんなで宴を開けてとても嬉しいです」

光秀「そうか。俺は秀吉の小言を気にせず城下に出られて良かったが」

くっくっと愉しそうに笑いながら光秀も注がれた酒を煽る。

何度か二人に酌をして空腹を紛らせていただったが、とうとうお腹が小さく鳴ってしまう。

光秀「くくっ…何だ?小娘の腹の音か?」

「うっ…だって…回りからすごくいい匂いがするので…」

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