第9章 襲撃
瀞霊廷内部。
突如として出現した虚を討伐するため、戦時特例が出された。
蝶「数が多すぎる。一体どこから...」
空「蝶羽姉、あれ!!」
空夜が指を指す方向には大量の大虚が。
蝶「メノスまで...」
朝「めちゃくちゃいるよー」
護廷十三隊だけで大丈夫かしら...
一抹の不安が頭をよぎる。
最悪の事態にならなければいいけど。
蝶「朝海、空夜、別れるわよ。朝海は北を、空夜は東、私は南に。隊長の命令通りに動くこと。わかった?」
朝/空「「はーい!!」」
楽しそうに持ち場に移動する双子を見送る。
西側は見たところ少ないみたいだから大丈夫だろう。
フードを深く被り直し、南側へと移動する。
そこには十番隊がいた。
とりあえず、ここで様子を見るか。
気づかれないように霊圧を抑え、屋根の上から見物する。
「霜天に坐せ 『氷輪丸』!!」
「唸れ 『灰猫』!!」
二人は次々と虚を倒していく。