第9章 襲撃
『山じい!!!』
詰所に戻り、山じいのところへと走る。
山「璃咲か」
『どうなってるの?』
山「わからん。急に霊圧が降りてきた......あの時と同じじゃ」
『...やっぱり』
山「璃咲」
『分かってる』
多分、護廷十三隊では太刀打ちできない。
『みんなを集めるか』
だが、この状況で抜け出せるか?
『討伐に向かった隊は?』
山「六番隊、八番隊に流魂街を。残りの隊は瀞霊廷を」
『そう』
璃久は外か...
『璃久以外なら集められるか』
氷華蝶を飛ばし、零番隊舎に集まるように言う。
『山じい、行くね』
山「バレんようにな」
『任せて』
窓から飛び出し、瞬歩で零番隊舎まで急ぐ。
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蝶「隊長!!!」
零番隊舎に着くと、すでに全員集まっていた。