第8章 書類配り
『朽木隊長のところに案内してくれますか?』
空「うん!!」
『それでは失礼します』
「「「「「......っ」」」」」
あいつらがそれ以上は言ってくることはなかった。
【七番隊】
七番隊に関しては終始穏やかだった。
狛村隊長も射場副隊長も味方だと言ってくれたし、ほかの隊員たちも気にしていないと笑っていた。
【八番隊】
あぁ、とうとう来てしまった。
さっきまでの軽やかだった体も重くなり、足を引きずりながら着いた八番隊。
とりあえず、突き飛ばしたことを謝って、それから書類を渡して...
「おい、〝千紗〟。そんなところで何やってんだ?」
『え、あ、〝俊〟!!』
まさに神の救い!!なんていいタイミング!!さすが我が兄!!
『助けて!!』
「は?」