第8章 書類配り
空「うん、いるよー!!こっちこっち!!」
嬉しそうに私の手を引っ張る空夜。
「おい、待てよ!!後水流!!!」
「そんなクズ女なんか...っ」
空「は?(怒)」
あ、まずい。空夜のブラックモード発動しちゃった(汗)
突然、黒ーいオーラをかもし出した空夜に馬鹿どもは驚いている。
「お、おい。あいつ、なんであんなに怒ってるんだよ」
「つうか、あいつあんなんだっけ?」
空「あのさ、僕はいいよ。でも、り...千紗ちゃんを馬鹿にしたり、見下したりするのは絶対許さない。誰であろうとね」
「「「「「「......っ」」」」」」
あーあ、このくらいでそんなに怖がって、やっていけんのかな?
ため息をつく。
『後水流十五席』
空「なぁに?」
さっきとは打って変わって、満面の笑みを浮かべる空夜に苦笑する。