第8章 書類配り
『嘘だとお思いになるのでしたら、真咲六席にお伺いなさっては?彼も私と同じことを言うはずです。それよりも朽木隊長はどこです?』
恋「誰がお前に教えるかよ」
こいつもかよ。なんで副隊長のくせにわからないかな?
『(ボソッ)どいつもこいつも』
恋「あぁっ?」
『これは総隊長からの書類です。隊長へと直接渡さなければなりません。朽木隊長のところへ案内しないということは、朽木隊長が恥をかいてもいいということですよね?副隊長としてどうかと思いますけど』
恋「そんなこと言ってねぇよ!!」
『なら、はやく......っ』
「千紗ちゃーん!!!」
『うおっ!?』
腰の位置になにか激突してきたと思ったら、目を輝かせた空夜だった。
空「千紗ちゃん、久しぶり!!どうしたの?何か用?」
『久しぶり、後水流十五席。朽木隊長はいますか?』