第22章 もう一度 【R18】
『あぁっ.......あっ、やっ、あぁ、あぁぁぁっ!!』
ビクビクッと身体が跳ねた瞬間、春水の指を締め付け、私は再び絶頂を迎えた。
『はぁっ.......んぁ.......っ、はぁ.......』
春.......水....?
荒い息を整えながら、どこか切羽詰まった様子の春水を見上げる。同じように肩で息をする春水の目は、まだ熱を孕んでいる。
『どう....したの?』
右手を春水の頬に持っていくと、その上に春水の手が重なる。
京「璃咲.......っ、僕は.......」
『春水』
言わなくても、わかってる。今回のこと、誰よりも自分を責めているのは春水だ。
あの時、自分が先に行かなければ.......
そう今でも自分を責め続けている。
『春水.......愛してる』
そう言うと、春水ははっとしたようにこっちを見た。
『春水がさっき言ってくれたように、私も生生世世、あなたを愛するわ』
二人でなら、きっと乗り越えられる。
そう、確信しているから。
春水は泣きそうな顔をした後、微笑んだ。
京「どうして僕より先に言っちゃうの?」
『早い者勝ち~』
『「.......ぷっ、あはははっ!!」』