第20章 崩壊【R18】
『やめっ......ああぁっ......あん......っ!!』
荒々しく中を突き上げられ、狂ったように甘い声が出る。快楽で声を上げている間に、首や胸にいくつ目かも知らない印をつけられる。
『んんっ……はあんっ、……っ、……っく、』
身体を揺さぶられながら、激しく絡み合うようにキスを交わす。乱れた吐息が部屋に充満し、熱を生む。
止まらぬ律動に、鎖がジャラジャラと激しく音を立てる。
『やんっ......んあっ.........んっ...ああっ!!』
弦「くっ......出すぞ....」
『やっ......だ、だめっ......っ!!』
律動が激しさを増し、濡れた音と、ベッドが軋む音が大きくなった瞬間。
『いやぁ、ああっ......あんっあんっ......ああぁ~~っ!!』
頭が真っ白に弾け、何度目か分からない絶頂を迎えた。続くようにして、弦真自身がビクンと激しく痙攣したかと思うと、欲を吐き出した。
その瞬間、死にたくなるほどの絶望感と春水への罪悪感が身を蝕んでいく。
意識が朦朧とし、虚ろな目で泣く私を弦真は嘲笑う。