• テキストサイズ

瑠璃色の春 【BLEACH】

第18章 嵐の前の静けさ【R18】



京「もういい、もういいよ、璃咲」

『......っ』

京「ずっと不安だったんだね。僕にも、誰にも言えずに一人で抱え込んで」

『春...水...っ』

京「もう大丈夫だから。ね?」

『うぅ......っ...ぅ......』



怖い。今の幸せを壊されるのが怖い。でも、それは自分が招いた結果だから、誰にも何も言えなかった。

「それはお前が悪い」「お前が償うべき罪だ」と言われると思ってた。

そう言われて当然のことをしたのだから。



決して、自分が不幸だなんて思ってない。

悲劇のヒロインぶって、同情数を集めたいわけじゃない。

可哀想だから、慰めてほしいとも思わない。

助けてほしい、なんて縋りつこうとも思わない。



なのに...

/ 513ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp