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瑠璃色の春 【BLEACH】

第6章 ぶりっ子



『ま、なんかあったらあったで、その時考えるわ。そういうことで、今日は解・散!!』



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「危ないことするなよ」

『分かってるって』



隊舎からの帰り道。元気な双子は先に邸に帰ったので、璃久と二人で帰路につく。



「大体、なんで付き合ってないって否定しなかったんだよ。否定すればそれで済んだだろうが」



呆れながら璃久はそう言う。



そんなこと言われてもねー。だって、



『あんなアバズレ、璃久に近づいてほしくなかったんだもん』



あんな、男をモノとしか思ってないような女に、大切な璃久を近づけたくないし。あげたくもないし。

私のわがままだけど。



「そんなこと考えなくていいんだよ。俺があしらえばいい話なんだから。俺はお前に傷ついて欲しくないんだよ」

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