第17章 まさかの事態
『お前の何者?』
?「.........」
『...っ、聞こえてるでしょう?何者...っ』
?「なんだよ、しばらく会わねぇうちに俺の事忘れたのか?ひでぇ奴だなぁ、お前は」
『......っ!?』
その声...っ
『弦......真...』
「ふっ」と笑うと、フードをとった。そこには、あの時と寸分も変わらない弦真がいた。
弦「呼び捨てかよ。まぁ、いいわ。にしてもお前、零番隊の隊長様になったわけか。立派になったねぇ」
『そんな話をしにきたわけじゃないでしょ?』
弦「まぁな。今日は挨拶に来ただけだしな」
『〝挨拶〟ならこの間受けたけど』
弦「あれはあれ。今日は俺自身が出向いてやったんだよ」