第17章 まさかの事態
山「何故そのようなことになった?」
『わかりません。しかし、近くにこんなものが』
持っていた煙管を見えるように差し出す。
日「それは煙管か?」
『えぇ』
京「へぇ、上物の煙管だねぇ」
山「して、その煙管がどうした?」
『この煙管。昔、同じものを愛用していた人物がいます』
山「誰じゃ?」
『この煙管を愛用していた人物は...
黒霧 弦真
元零番隊隊長であり、三百年前、あの事件を起こした首謀者です』
そういうと、事件を知っている隊長たちは目を見開いた。
山「なんじゃと!?」
浮「それは本当なのか、璃咲!?」
『えぇ、間違いない。ずっとそばに居た私が言うのだから』