第16章 斬魄刀異聞
ル「あの響河という死神が朽木家に連なる者だったとは」
一「だからって、俺たちにまで黙ってることねぇだろ!!」
千「全ては響河の封印場所を突き止めるためだ!!」
一/ル「......っ」
『裏の歴史とされたために記録は残ってはいないはず。だから響河の封印場所は容易にはわからなかった』
千「あぁ、だから白哉は村正のそばに居たのだ」
周りの誤解を生むことになっても、それでも朽木家当主として誇りを守るために、役目を全うするために裏切りを演じた。
『まったく...』
君は昔から何も変わらないね。無口・無表情になっても、中身は相変わらず昔のままだ。
変わっていない昔馴染みに思わず微笑んだ。