第16章 斬魄刀異聞
その時、
パーーーンッ!!
『なに!?』
響河が己の刀を二つに折ったのだ。
村「そ...んな...っ」
響「もはや貴様など邪魔なだけ。貴様のような不安定な刀など使わずとも、俺の刀だけで十分」
一「てめぇっ!!自分の斬魄刀をなんだと思ってんだ!!」
響「斬魄刀など道具に過ぎん。代わりなどいくらでもある」
こいつ、許せない...斬魄刀を道具にしか思ってないなんて!それでも死神なのか!?
赤「璃咲!!」
『え?』
村「くっ......ぁあ......うぉぉおおおおっ!!!」
その瞬間、村正の霊圧が一気に爆発した。
『絶望が引き金となり、霊圧をコントロール出来なくなったか』
まずいな。ああなると面倒なんだが。