第16章 斬魄刀異聞
「自らの斬魄刀を道具と呼び捨て、手にかけるとは」
『白哉』
ル「兄様!?」
刀を受け止め、響河に対峙している白哉がいた。
やれやれ、いつもいいタイミングで出てくるんだから。
でもまぁ、響河の相手は〝朽木家当主〟の彼が相応しい。
ル「兄様、これはいったい...?」
一「どうなってんだよ!お前、そいつと一体っ...!?」
千「黙って見ていろ。これは朽木家の誇りにかけた戦いだ」
ル「なに?」
突然現れた千本桜に少し警戒している死神代行くん。
赤「村正の術は解けているようじゃの」
千「あぁ。たしかに一度は村正の術に惑わされたが...」
赤「白哉坊によって解かれたのじゃろう?」
千「あぁ」