第16章 斬魄刀異聞
『うん。ちょっと用事があるから、あとは任せた』
京「そんなぁ~、璃咲ちゃ~ん!!」
赤「行くぞ、璃咲」
『あ、うん』
タダをこねる春水に容赦ない赤。この二人は本当に相性が合わないらしい。
春水に冷たい視線を向ける赤に苦笑する。
『それじゃ、いってき...』
「いってきまーす」と言おうとしたその時、
グイッ
『!?』
チュッ
京「早く帰ってきてねぇ~」
そう言い残し、機嫌よく洞窟に入っていった。
『.........なっ/////』
人前でなんてことを...
いや、嫌なわけじゃなくて、嬉しいっちゃ嬉しいけど、だからって人前でっ!!
夜「見せつけてくれるのぉ」
一「な...な...っ」