第16章 斬魄刀異聞
それからしばらくは山じいの霊圧を追っていた。
何度か斬魄刀たちに見つかったが、何とかくぐり抜けた。
そして、ようやくそれらしき所を見つけることができたのだ。
『以上、終わり!!』
全「自己完結するな!!」
『スンマセン』
みんなして怒るって酷くないか?集団いじめだ!
京「まぁ、ともあれ璃咲ちゃんが無事でよか....っ」
赤「璃咲に触るな、小童が」
いきなり首に刀を押し付けられた春水は「ひっ」と情けない声を出した。
赤「京楽よ、主の恋人とはいえ、貴様の言動は耳につく。わらわが実体化している間は璃咲に〝一切〟触れられぬと思え」
京「そ、そんなぁ〜。璃咲ちゃ〜ん!」
『あは、はははは...』
なんだろ、この図。一応、隊長と尸魂界最強の斬魄刀なんだけどな。