第16章 斬魄刀異聞
『なんでそんなこと聞くの?』
赤「いや、そろそろ璃咲もあやつに飽きることじゃろうと思うてな。聞いてみたまでだ」
『飽きるって...』
赤「璃咲が飽きたというのであれば、実体化した今、日頃の恨みも込めて、わらわが直々に手打ちにするぞ?どうじゃ?」
嬉々揚々と聞いてくる赤に苦笑を漏らす。
そんなに春水に恨みを持っていたのか。可哀想に、春水。尸魂界最強の斬魄刀に目をつけられちゃって。きっと明日あたりにはどこかの池にでも......って、
『いやいやいや、ダメだからね!?』
危ない、危ない。最近ハマっている現世の〝みすてりー小説〟とかいうものの読みすぎだな。
赤「ちっ、ダメか」
なんか、話脱線してる気がする...