第16章 斬魄刀異聞

赤「先に戻れ、小童。わらわはこれを捨ててくる」

村「必要ない。どうせこの建物も燃え...」

赤「わらわが誰か知って言っておるのか？わらわがお主の言うことを易々と聞くとでも？」

村「......好きにしろ」



村正は姿を消した。



赤「憎たらしい小童じゃのう」



赤流姫は村正がいた場所を見て、口角を上げた。

そして、璃咲の遺体に近づき手を当てると、



シュッ



遺体は無くなり、ただの紙に変わった。



赤「さてと、行くかの」



おそらく、あの森にでもいるじゃろう。