第16章 斬魄刀異聞
浮「とりあえず、四番隊を情報の起点としましょう。まずは、無事な死神の中から腕の立つ者を配置して、警護の強化を」
卯「お願いします。総隊長殿が不在の今、私たちがしっかりせねばなりませんからね」
浮「はい」
京「しょうがないねぇ」
とりあえず話がまとまると、夜一さんは庭に出た。
夜「わしは一度現世に戻る。斬魄刀の反乱などという現象について、喜助の意見を聞いてみねば」
卯「というより、あの方にも調べさせるおつもりですね?」
夜「ふっ、そんなところじゃ。璃久よ」
「なんですか?」
夜一さんはこっちに来ると、俺の頭をわしゃわしゃと撫で回した。
「ちょ、な、なんですか!?急に!!」