第16章 斬魄刀異聞
恋「一角さん!!」
その声にハッとした。怒りに我を忘れていたようだ。
上を見ると、一角が村正に斬りかかっていた。しかし、寸前のところで顔に×印のある男に止められてしまった。
一「京楽隊長、浮竹隊長、土御門副隊長。これ以上、こいつらと話しても無駄ってもんですよ」
どうやら、その通りみたいだな。
ため息を吐き、己の斬魄刀に手をかけた。
「浮竹隊長、京楽隊長...」
浮「あぁ」
京「しょうがないね」
三人で目線を合わせ、ひとつ頷くと、斬魄刀に斬りかかった。
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