第16章 斬魄刀異聞
「ひとつ聞く」
浮「璃久?」
「璃咲はどうした」
村「璃咲?誰のことだ」
「とぼけるな。尸魂界最強の斬魄刀の所持者だ。知らないはずがない」
京「それは僕も気になるなぁ。僕の可愛い恋人をどこにやったのか、教えてくれないかなぁ?」
緩い口調だが、目は本気だ。答えようによっては、すぐに村正を殺しそうなほどに。
村「あぁ」
思い出したように、不敵に笑った。
村「土御門璃咲なら、己の斬魄刀に斬り殺された」
蝶「なっ」
朝「そんなことあるわけない!!」
「.........」
こいつ...殺してやろうか
「ふざけたこと言うなよ」
村「ふざけてなどいない。土御門璃咲は己の斬魄刀である『赤流姫』に斬り殺され、葬られた」