第15章 つかの間の幸せ 【R18】
『なーにー?』
「あのね?」
あ、嫌な予感。
ニコニコする春水に嫌な予感が頭をよぎる。
「一緒にお風呂入...」
『絶対に嫌』
冗談じゃない。こんなくそ明るいのに一緒にお風呂なんか入るわけがないじゃないか。いや、暗ければ入る訳でもないけど。
「璃咲ちゃーん、そんな即答されるとおじさん悲しいよ」
シクシクと泣き真似をするおじさん。
その歳で泣き真似をするってどうよ。いい歳こいたおじさんがすることじゃないでしょ。
「確保♡」
『へ?』
いつの間に!?というか、さっきから気配消すのはやめてってば!!!
「それじゃ、行くよー♪」
『嫌だーー!!!』
抵抗も虚しく、春水が満足するまで食べられました...