• テキストサイズ

瑠璃色の春 【BLEACH】

第15章 つかの間の幸せ 【R18】



『それはもちろんだけど…』



本当にいいのだろうか?こんな簡単で。



納得のいかない私を見て、璃久はため息をつく。



『大丈夫だ。不可解な事件が起きているとはいえ、そんな直ぐには何も無いだろうし。あってもすぐに戻ってきてくれればそれでいい』



「だから行ってこい」と言い、璃久はまた褥に寝転がった。



『璃久は良くても、他のメンバーがなんて言うか』

「お前の頼みなら何でも聞くだろ、そういう奴らだからな。それに...」

『それに?』



ゴロンとこちらに振り返った。



『京楽隊長だって二人で過ごしたいんだろうしな』



「お前だってそうだろ?」とまるで見透かしたように璃久は言う。


/ 513ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp