第14章 復縁 【R18】
『ごめっ......』
声を上げて泣き出した彼女。
慰めることも出来ず、その場を立ち去った。
そして次の日。
「全隊士に告ぐ!!!瀞霊廷内に旅禍が侵入!!直ちに排除せよ!!」
反旗を翻した当時の零番隊隊長、黒霧 弦真。
彼は四十六室を壊滅させ、部下であった零番隊隊員も殺した。
「璃咲...っ」
その報告を聞いた瞬間、居ても立ってもいられなくなった。
浮「京楽っ!?どこ行くつもりだ!!」
京「離してくれ、浮竹!!璃咲がっ...!!」
浮「俺達にはやることがあるだろう!!璃咲なら大丈夫だ!!彼女は強い。そう簡単にやられはしないさ!!」
そう言って俺の手を引っ張る浮竹。
その時はすでに旅禍が瀞霊廷内に入り込んでいたため、護廷十三隊総出で迎え撃っていた。
璃咲のところへ行きたいのを必死に我慢し、なんとか旅禍を倒した。