• テキストサイズ

瑠璃色の春 【BLEACH】

第12章 零番隊 VS 護廷十三隊



「阿散井副隊長、お願いします」

恋「あぁ」

『(へぇー、意外)』



璃久なら隊長格の方が楽しめると思うけど。



同じ副隊長同士でも、護廷十三隊と零番隊の差はかなり大きいのだ。ましてや、あの〝中途半端〟な状態の斬魄刀なら尚更だ。



『璃久の相手じゃないのに。なんでわざわざ...』

蝶「だからじゃないですか?」



ぽつりと呟いた言葉をしっかり拾い取った蝶羽がそう返した。



『どういうこと?』

蝶「隊長が璃久を大切に思うのと同じように、璃久にとって隊長は何よりも大切です。今回のことで自分たちよりも下の者に隊長が傷つけられた。それを防ぐことが出来ず、璃久は悔やんでました。この試合でそれなりに人望のある〝あれ〟を徹底的に潰すことで、同じ副隊長でも護廷十三隊と零番隊との力の差を見せつけ、後悔させてやろうと考えるんだと思います」


/ 513ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp