第12章 零番隊 VS 護廷十三隊

「見てて！！ぺっちゃんこにしてくるね(ﾆｯｺﾘ)」



ぺっちゃんこ......



やはり、天使などではなかったようだ。



『(ｺｿｯ)育て方間違えた？』

「(ｺｿｯ)かもな」

空「なぁーに？」

『なんでもないよ。頑張って』

朝「空夜頑張れー！！！」

空「うん！！ゴミ処理頑張ってくる！！」



それはそれは楽しそうにニコニコと笑う空夜。音をつけるのであれば、ルンルンってところだろうか？



『あれ、笑って言うことじゃないよね？』

「末恐ろしいなあの双子は」

功「空夜はだれを指名するんだろうな」



空夜が天使、いや、悪魔の笑みで指名したのは、



空「吉良副隊長♪僕と遊ぼ？」

吉「......あぁ」



指名された吉良は空夜を睨みながら、中央へと出てきた。



吉「君が僕を指名するとは思わなかったよ」

空「そーお？吉良副隊長なら楽しめそうだったから♪」

吉「その言葉、後悔させてあげるよ」

山「それでは吉良イズル 対 後水流空夜による第二試合 始め！！」