• テキストサイズ

瑠璃色の春 【BLEACH】

第12章 零番隊 VS 護廷十三隊



「な、なに?花びら?」



雛森はなんとか抜け出そうとするが、どこもかしこも封じられていて、出口がない。



「綺麗でしょう?金盞花」

「な、何よ、これ!!」



早く抜け出さないと!!でも、どこから...



「ふふふ、抜け出せないよ?」



姿が見えない朝海の声だけが響く。



「面倒だし、早く終わらせよーと」



それで璃咲姉に褒めてもらうんだから!!



朝海は嬉しそうに口を開いた。



「〝毒霧〟」



その瞬間、渦を巻いていた花びらが一瞬にして霧へと変わった。



「えっ、霧?」



これなら抜け出せる!!



チャンスだと思って、瞬歩を使おうとしたが、



グラッ



「!?」



な、なんで...体が...動かない......



刀を地面に刺し、なんとか体制を保っているが、そうしていられるのも時間の問題だった。

/ 513ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp