• テキストサイズ

瑠璃色の春 【BLEACH】

第12章 零番隊 VS 護廷十三隊



朝海は瞬歩で次から次へと移動する。



「速いっ...」

「ねぇねぇ、まだー?朝海、待ちくたびれちゃった。やっぱり護廷十三隊ってその程度?」

「あなたこそっ、本当は弱いんでしょ!?だから、逃げてばっかりなのよ!!」

「ふーん」



朝海はその一言に笑みを消した。



「まっ、そろそろいっか。遊ぶのも飽きたしね」



朝海は刀を抜いた。



「久しぶりだね、金盞花。頑張ろうね!!」



本当に嬉しそうに笑う朝海に、



『嬉しそうね、朝海も』

「久しぶりだからな。ようやく自分の斬魄刀が手元に戻ってきたんだ。誰だって嬉しいさ」

『その反動でやりすぎなきゃいいけど...』

「大丈夫だろ.........多分」

『多分ね』



外ではそんな心配がされていた。



「さて」



斬魄刀を雛森に向ける。そして、



「泣き叫べ『金盞花』」



解号を唱えた瞬間、刀が金色の花弁へと代わり、雛森を囲うように渦を巻き始めた。

/ 513ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp