第12章 零番隊 VS 護廷十三隊
「馬鹿にするのもいい加減にして!!」
「えぇー、じゃあ、試合開始してもいい?」
「当たり前よ!!」
「それじゃあ、始めよ!!山じい、いいよー!!」
山じいに向かって手を振る朝海。
山「それでは始め!!」
先に仕掛けたのは雛森の方だった。
「弾け、『飛梅』!!」
朝海は刀を抜かず、ただ笑っているだけ。
ドーンッ!!
「(やった?)」
しかし、そこには誰もいなかった。
「え、どこに行ったの!?」
「ここだよー!!」
「えっ!?」
声のした方に振り返ると、傷一つない朝海が立っていた。
「なんで驚いてるの?あれくらい、何もしなくたってよけれるよ?」
「なっ!?」
「まさか、あれが本気じゃないよね?」
「くっ、破道の三十一 赤火砲!!」
ドーーーンッ!!!
「次こそ!!......えっ」
「あはははっ、こっちこっち!!」