第12章 零番隊 VS 護廷十三隊
『相手は誰にする?』
朝「それはもっちろん」
朝海はある一点を指差した。
朝「朝海の獲物は雛森副隊長だよ♪」
にっこり(目は笑ってないが)と笑いかけた。
雛「わ、私?」
朝「そう、あなた」
指名された雛森は、またか自分が指名されると思っていなかったらしい。
驚き、ビクビクしながら、前に進み出た。
朝「それじゃ、行ってきます!!」
『行ってらっしゃい』
蝶「ボッコボッコにしていらっしゃい」
空「朝海頑張って!!」
朝「おうよ!!」
自信満々に頷く朝海。
山「それでは第一試合を始める。零番隊第六席 後水流 朝海、五番隊 雛森 桃、両者は前へ」
楽しそうな朝海に対して、雛森の方は少し不安げだった。
「あれー?どうしたの?雛森副隊長。顔、引きつってるよ?もしかして負けるのが怖いの?なら棄権してもいいよ?」
馬鹿にするように笑った朝海に雛森は顔を赤くした。