第11章 特別隊首会
『ルールは簡単です。皆さんは卍解でも鬼道でも好きに使ってください。零番隊は始解までならOK。鬼道もありとします。時間制限はなし。ただし零番隊は五分、いや三分以内で終わらせること。それだけです』
「相手はどうするんだよ」
『相手に関してはこちらから指名させていただきますので、呼ばれたら出てきてください』
メンバーに振り返る。
『みんな、いいね?』
朝/空「「おっけー!!」」
蝶「でも、始解って浅打ですが…」
『そこは後で。それでは......』
始めましょうか?
そう言った璃咲の目は、虚を倒している時のように冷たい。