第11章 特別隊首会
り「う、うん。みんな、ありがとう...」
にっこり笑うと、愚かなバカ共は一斉に顔を赤くした。
り「(ふふふ、ちょろいちょろい。男なんて簡単ね)」
そんなくだらないお芝居を零番隊は冷めた目で見ていた。
蝶「くだらない友情ね」
駿「馬鹿らしくて見てられませんね」
朝/空「「キモチワルーイ」」
功「俺でもさすがにあれは無理かな?」
「はぁ...」
カンッ────!!
山「静まらんか!!」
本日何度目かの山じいの怒号が響いた。
山「璃咲よ、どうする」
場を静めた山じいは横にいた私に聞いてくる。
『このままではどれだけ時間が経っても同じことです。それは面倒ですし、あの頭の弱い連中は一向に私を認めないでしょう。いい方法があります』
山「いい方法?して、それは?」
『今から零番隊と護廷十三隊で勝負をしましょう』
その提案に場がザワつく。