第11章 特別隊首会
「勘弁しろよ」と本気で嫌がる璃久に零番隊のメンバーは全員大爆笑する。
功「あははは、ナイス!!ナイス、俊!!あはっ…ふ、腹筋、崩壊す…あははははっ!!!」
蝶「ふふふ、よく言ったわ!!顔面崩壊女......っあははは!!」
朝/空「「ぴったりのあだ名だね!!」」
駿「そうですね。あの女にはふさわしいあだ名です」
零番隊が大爆笑している中、りりかは目を見開き、呆然としていた。
今、なんて言ったの?
きもちわりぃ猫なで声?化粧の濃い、顔面崩壊女?
嘘...でしょう?真咲副隊長がそんなこと言うはずが...
縋るように璃久を見上げる。が、まるでゴミを見るような目を返される。
り「......っ!!」
なんで...?どうして...?りりかは可愛いもん。真咲副隊長だってりりかのことを可愛いって思ってるはずだもん。
あんなこと言うような人じゃない。
そうよ...そうよ。あの女が...悪いんだ。あの女が...