第11章 特別隊首会
「五十嵐さんが零番隊第三席?」
「五十嵐さーん、デートしてください!!」
「五十嵐さん、愛してます!!」
そんな答えが聞こえた瞬間、一瞬にして不快そうな顔になった。
蝶「うるさいのよ、ゴミども。声を聞いただけで虫唾が走るわ。愛してる?私のこと何も知らないくせに、愛してるですって?」
眼力だけで人を殺してしまいそうな蝶羽。
蝶「一回死んできたら?」
そんな蝶羽に功雅同様、怯える隊士たち。
朝/空「「さすが、蝶羽姉」」
蝶「ふん、功雅と同じくらいゴミね」
功「なんで俺!?」
蝶/朝/空「「「黙れ、ゴミ」」」
功「うぅ、俺泣きそう(シクシク)」
蝶/朝/空「「「キモッ」」」
山「お主らも少しは静まらんか!」
騒がしい四人を山本が一喝する。
山「続いて副隊長」
茶髪に切れ長の目をした少年が入ってきた瞬間、功雅の時よりもすごい悲鳴がした。