第11章 特別隊首会
功「そうだ、この隊首会が終わったら...っ」
「お茶に行かない?」と誘おうとしたのだが、
朝「ニコニコ(いい加減にしないと、実験の材料にしちゃうよ?)」
そんな殺気を飛ばす朝海と
功「(やばい、見えないところから殺気、邪悪な気配が...)」
ギギギと首を動かすと、
蝶「にっこり(早くしろよ、ゴミが。こっちは待ってんだよ)」
『ふんわり(まだかな?功雅くん。待ちくたびれちゃった)』
功「す、すみません...でした」
いつも以上に凄みが増した女性陣の殺気に怯え、大人しく戻っていく功雅。
山「やれやれ...続いて第三席」
功雅の登場によってより(特に野郎どもが)騒がしくなった場内は、銀髪のショートヘアと琥珀色の冷たい目をしたかっこいい系の女の子の登場によって静まり帰った。
蝶「零番隊第三席の五十嵐 蝶羽よ。前の所属先は四番隊。卯ノ花隊長、今までご迷惑をおかけしました。おかげさまで戻ることができました」
卯ノ花には微笑んで至極丁寧にお礼を言う蝶羽。