第11章 特別隊首会
「嘘だろ、まさかあいつまで」
「なんであの二人なんだよ!!ただの子供だろうが!!」
山「黙らんか!!......ったく、続いて第五席」
続いて現れたのは、穏やかな笑顔を浮かべた少年。
駿「零番隊第五席の築島 駿です。前は十三番隊に所属していました」
駿は浮竹の方を向き、頭を下げる。
駿「お世話になりました、浮竹隊長」
浮「いや、まさか築島くんが零番隊だったとはな。今までありがとうな」
穏やかな雰囲気が流れる両者。
「築島が零番隊第五席!?あいつ、そんなに強かったか?」
「いや、というかあいつ、今まで雑用しかしてなくなかったか?」
「だよな?」
まさか今まで雑用を押し付けてきた相手が零番隊だとは思わなかったらしく、十三番隊のバカ共は文句を垂れている。