• テキストサイズ

瑠璃色の春 【BLEACH】

第11章 特別隊首会



一方、愚かにもりりかの罠に嵌った哀れな隊士たちは、〝滝井 千紗〟の公開処刑が行われるであろう、と楽しみにしていた。



「あのブスも運が悪かったよなー」

「ほんとだよな。りりかちゃんから真咲を取るからこんな目にあうんだよ。ねぇ、りりかちゃん」



呼ばれたりりかはふんわりと微笑んだ。



「そんなことを言っちゃダメだよ。滝井十二席だって悪気があったわけじゃないと思うの」



(ふふふ、ようやくあの女を消すことができるのね。あぁ、楽しみだわ。早く時間にならないかしら?)



「さすがりりかちゃん。あんなクズにまで優しいなんて」

「まさに天使だよな」

「(そうよ、りりかが一番可愛いんだから)」

「後で滝井の奴、りりかちゃんに土下座させるか?」

「ギャハハハ、それがいいな!!」

「ダメだよ、そんなこと(当たり前でしょう?)」



そう微笑んだその時、



カツン!!



時間になったのか、総隊長が杖を床に打ち付けた。

/ 513ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp