第11章 特別隊首会
『さてさて、準備はいい?みんな』
朝/空「「もっちろーん!」」
嬉しそうに飛び跳ねるツインズ。
蝶「やっとこの日が来たのね…」
駿「長かったですね」
待ちくたびれたように、しみじみとする蝶羽と駿。
功「デートっ、デートっ、デート」
『「「死ね」」』
功雅は......放置。好きにしてくれ。
「大丈夫か?」
心配そうに見てくる璃久。
『うん、平気』
「そうか」
『ありがとね、璃久』
「妹を守るのが兄貴だからな」
『大好き、お兄ちゃん』
「だから、お兄ちゃんって言うな」
いつものやり取りが始まった。
『だってお兄ちゃんじゃん!!』
「うるせぇ!!」
そんな二人をみんなは微笑んでみていた。