第10章 零番隊復活
『ありがとう、みんな...』
ほんとに最高の仲間を持ったな。
その後はみんなで久しぶりに色々と話した。
『痛っ...』
気が抜けて、痛みがぶり返してきたらしい。
朝/空「「璃咲姉、大丈夫!?」」
ドスッ
『うっ』
痛い...結構酷かったからなぁ。つうか、離れろ双子。
痛みに悶えていると、璃久がお腹に突進してきた双子の首根っこを掴んで引き離した。
「璃咲、帰るぞ」
『え、やだ』
「うるせ、問答無用」
『きゃっ』
璃久は私を肩に担いだ。
「じゃあな」
『はーなーしーてー!!!』
「暴れんなっ、落とすぞ」
暴れる私を脅し、瞬歩で屋敷へと帰る璃久。
屋敷に帰ると案の定、婆やが悲鳴をあげ、その悲鳴に飛んできた父様、母様も悲鳴をあげ、寝ているところをたたき起こされた御堂先生に説教を受けました。